生活習慣とからだ本来の力を活かして健康美を手に入れよう!
リモートワークやおうち生活の週間も当たり前になり、運動不足の方が増えてきました。
1日中デスクワークをしていると、ついつい『ながら食い』が多くなりませんか?
アメやチョコレート・パン・カフェオレなどついつい手が伸びてしまい、気が付くと体重が増えていると悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
運動しなくちゃと頭の中では考えていても、時間がない・おっくうなどの理由でなかなか踏み切れないこともあると思います。
そんな方へ、
食事制限や激しい運動をするダイエットではなく、無理なく誰でも続けることが可能なダイエット方法をご紹介します。
「若返り遺伝子」を活性化させよう!
さっき食べたばかりなのに、もうお腹が空いてきたという時がチャンスです。
お腹が空いても我慢したり時間が経つと、ピークが過ぎたという経験はありませんか?
空腹を感じている時、体はエネルギー不足がほとんどです。
体内にある〈サーチュイン遺伝子〉という遺伝子が働いて、体内の脂肪をエネルギーに活用することで空腹感がなくなっていると言われています。
サーチュイン遺伝子とは
サーチュイン遺伝子は、空腹になったときにだけ働く、人間が生まれ持った遺伝子です。
人類の歴史上で飢餓状態が続いても生命を保つために、サーチュイン遺伝子は生体メカニズムに備わったと言われています。
空腹になり、サーチュイン遺伝子のスイッチがオンになると「やせホルモン」と呼ばれるアディポネクチンが脂肪細胞から分泌されます。
このホルモンが筋肉の酵素を活用し、脂肪をエネルギーとして消費する働きを持っています。
その他、細胞を傷つける活性酸素の除去やシミやシワの防止、動脈硬化や糖尿病、認知症の予防に役立ち、「若返り遺伝子」とも呼ばれています。
空腹になるタイミングがない生活は、サーチュイン遺伝子が活性化する事がありません。
自然に運動をしなくても痩せる仕組みのスイッチを、自らOFFにしてる状態と言えます。
サーチュイン遺伝子で痩せやすい体のリズムを整えることが出来れば、食事制限や運動といった無理なダイエットは必要ありません。
ながら食いをやめるだけで、運動をして脂肪燃焼した時と同じ体内酵素の働きをサーチュイン遺伝子が活性化します。
ぜひ今日から食事や間食の時間を決めて食べるようにしましょう。
習慣と心理を利用したダイエット!
習慣と心理を利用したダイエットとは、脳の認識によって簡単に食欲を抑えられる方法です。
今回ご紹介する脳の認識を変えて食欲を抑える方法は、歯磨きをすることです。
歯磨きをすると、口の中がスッキリして心地よく感じます。
それだけではなく、小さいころから歯磨きの習慣がある日本人の脳は、歯磨きをすると『食事が終わった』と認識して空腹感が抑えられます。
この脳の認識と心理を使うことが出来る歯磨きは、無理なダイエットをしている感覚が少なく続けやすいので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
ながら食いしない習慣にするために
それでも今までの「ながら食い」の習慣がなかなか抜けないという方もいると思います。少しずつの工夫でその習慣を無くしていくことが出来ます。
①水分補給をすること
人は口の中が乾燥するだけで、空腹感を感じるメカニズムを持っています。
水分不足と空腹の違いが脳は判断できず、同じ空腹感として感じることが多いと言われています。
水分は補給してから体内に行き渡るまで約30分かかるため、早めの水分補給を心がけましょう。
②ガムを噛む
咀嚼することで、脳が食事をしていると勘違いして空腹感がなくなることがあります。
実際にメタボリックシンドロームの方にも食事指導で推奨されている方法です。
③耳を引っ張る
簡単な運動でも血糖値が上がって、
空腹感がなくなると言われています。
そこで、簡単かつ血糖値をコントロールしやすいのが「耳ツボ」です。
耳を20秒間かけて、引っ張ったりグルッと回してみるだけでも耳回りがポカポカしてきます。
デスクワークの合間などにおすすめです。
空腹時間を作って若返り遺伝子を上手く活性化して、運動しなくても脂肪が自然と燃焼する痩せやすい体作りをしましょう。